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脱炭素ニュースコラム

2024.09.27

9月9日、Appleが新型iPhone16で30%の炭素排出削減を達成したことを発表

9月9日、Appleは最新のiPhoneにおいて、製品のカーボンフットプリントを従来モデルと比べて30%削減したことを発表しました。今回の削減は、主に再生可能エネルギーの使用拡大やリサイクル素材の活用、製造プロセスの効率化により実現されています。具体的には、iPhoneの筐体や内部部品には、リサイクルされたアルミニウムやレアメタルが多く使用され、これにより製造時のCO2排出量が大幅に削減されています。Appleはこれまでに、オフィスやデータセンターで100%再生可能エネルギーの使用を達成しており、今後はサプライチェーン全体にも再生可能エネルギーの導入を進めています。

Appleは2030年までに、すべての製品およびサプライチェーン全体をカーボンニュートラルにすることを目標に掲げています。この目標を達成すべく、今後もサプライヤーにさらなる脱炭素化を進めることが求められています。

世界の大手企業も同様に脱炭素を推進しています。特に、日本の中小企業にとって、大手企業のサプライチェーン基準に対応することは、取引先を維持し、競争力を確保するために避けられない課題となっています。大企業が進める脱炭素化の影響はサプライヤーにも波及し、早期に対応しない場合、ビジネスチャンスの喪失や取引停止のリスクが増す恐れがあります。

弊社では、中小企業の方々がこうした脱炭素化の流れに対応できるよう、具体的な支援を提供しています。CO2排出量の測定や脱炭素計画の立案など、脱炭素経営をサポートし長期的な競争力向上を目指したアドバイスを行っています。大手企業からの要請にスムーズに応じ、サプライチェーンの一環として環境対策を進めたいとお考えの企業様は、ぜひ弊社にご相談ください。

 

参考資料

【中小企業がSBT(Science
Based Targets)を取得するメリット】
https://www.co2-hikaku.com/column/473/

 

【中小企業が脱炭素化を進めるメリット】
https://www.co2-hikaku.com/column/788/

 

【中小企業が脱炭素を進める上での課題と解決策】
https://www.co2-hikaku.com/column/775/

 

【中小企業が脱炭素化を進める4つのステップ】
https://www.co2-hikaku.com/column/800/

 

【省エネ補助金って何?採択実例もご紹介します!】
https://www.co2-hikaku.com/column/1496/

 

【自治体による中小企業の脱炭素経営支援策をご紹介します!】
https://www.co2-hikaku.com/column/1585/

 

【製造業の脱炭素経営に向けた取組みをご紹介します!】
https://www.co2-hikaku.com/column/1622/

 

【省エネ大賞受賞!中小企業の設備電力を可視化する「エニマス」を使ってみた。】
https://www.co2-hikaku.com/column/1647/

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