8月27日、首相官邸にて「グリーントランスフォーメーション(GX)実行会議」が開催されました。会議の中では政府が再生可能エネルギーや原子力発電といった「脱炭素電源」への投資を促進するための新たな仕組みを検討する方針が示されました。事業者が投資額を回収しやすい環境整備を行い、事後的な費用増加にも対応できるようにするとしています。また、海外の先進事例を参考にしながら具体策を年内に策定する予定です。
さらに、政府は2025年度のGX関連予算として総額1.6兆円規模を要求し、次世代太陽電池や洋上風力発電の供給網構築を支援する方針も示しました。この動きは、脱炭素社会の実現を目指す国家全体の戦略を加速させ、特に再エネや原子力分野での民間投資を促すためのものです。岸田総理も「GXへの取組は国力そのものを左右する」と述べ、迅速な実行の重要性を強調しています。
これに伴い、中小企業の皆様も脱炭素経営への対応が急務となります。GXが国策として推進されている以上、政府の支援を最大限活用し、持続可能なビジネスモデルへの転換を進めることが不可欠です。脱炭素化は単なる環境対策にとどまらず、将来の競争力強化に直結する重要な課題です。
会議の詳細については、下記内閣官房の公式ウェブサイトをご確認ください。また弊社では、お客様に合わせて様々な脱炭素活動のご提案を行っていますので、弊社にもぜひお気軽にご相談ください。
【内閣官房の公式ウェブサイトのリンク】
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/gx_jikkou_kaigi/dai12/index.html
※参考資料
【中小企業が脱炭素を進める上での課題と解決策】
https://www.co2-hikaku.com/column/775/
【中小企業が脱炭素化を進めるメリット】
https://www.co2-hikaku.com/column/788/
【2023年7月に閣議決定した「GX推進戦略」とは?簡単に解説します!】
https://www.co2-hikaku.com/column/890/
【結局カーボンニュートラルってなんなの?徹底解説!】
https://www.co2-hikaku.com/column/1039/
【ESGって何?わかりやすく解説!】
https://www.co2-hikaku.com/column/1516/
【製造業の脱炭素経営に向けた取組みをご紹介します!】
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